1/22(火)、夜の三鷹駅付近の公会堂で、浅野井・杉田班の稽古が行われた。
今回は演出の立場から杉田がレポートする。
リハーサルまでの稽古も、今回を含めて残すところ2回となりながら、到着した俳優から雑談混じりに稽古場の準備を始める。厳しい緊張は見られず、本番の近づきを感じさせない穏やかな雰囲気である。
この雰囲気も、ある点で作品作りに大きく関わっているように思われる。
それはこの後の場面に現れている。
稽古で演出は前回までの稽古の進行を参照しながら、シーンごとの俳優の振る舞いを反省的に見て、それを指定し直したり、新たに追加したりする、この繰り返しが、基本的な劇作の工程になっている。今回の作品
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